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ペットの寿命が延びている中、老犬の介護に関する体制は遅れをとっております。
ペットの介護というのは、専門知識も必要であり、非常に難しい要素を持っています。
ペット業界はこれまで様々な社会問題を引き起こしてきました。
今後、無秩序に老犬ホーム・老猫ホームが増えていくと、
また新たな社会問題を引き起こす可能性があると当協会では考えております。
同じ過ちを繰り返さないためにも、当協会では老犬ホームとして
あるべき形を追求し、ルールを定め、そのルールに則り、
老犬ホーム・老猫ホームを運営する事を掲げております。
老犬ホーム協会は、里親探しか保健所への譲渡(殺処分)かの2択ではなく、
新しい選択肢として、安心して長期間預ける場所として、老犬老猫ホームが寄与できると考えています。
そのために、地域行政(保健所)等と連携して、困っている飼い主及び、
ペットが少しでも殺処分されないように連携していくことを目標としております。
また、大規模災害が発生した際、レスキュー団体のような準備が無くても、
飼養施設を提供できることも老犬ホームの強みであると思っています。
大規模災害が起き、避難所等へペットを連れていけない場合に、一時的なペットの避難所、
保護施設として行政等と協力できることで、少しでも社会に貢献できればと思っております。